第72回社会を明るくする運動座談会(実況版)

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第72回社会を明るくする運動 特集用

「川上地区の更生保護活動」座談会

 

2022年6月13日(月曜)午前10時から11時30分

秋葉町内会館 戸塚区秋葉町


出席者(略敬称)

 

川上地区保護司 鈴木浄元

前 川上地区保護司 伊藤紀子

川上地区社協会長 加藤光彦

川上地区社協副会長・前田町町内会会長 高嶋威男

川上地区更生保護女性会会長・民児協会長 對馬美知子

川上地区連合町内会会長 藤井克彦

秋葉町内会会長 有賀 勉

戸塚区役所 川上地区担当課長 金森裕一

戸塚区社会福祉協議会事務局長 安倍 力

東戸塚地域ケアプラザ所長 新垣孝典  
 

(加藤) 出席者紹介

安倍:お声かけ頂きありがとうございました。令和2年に戸塚区に参りました。コロナの関係でなかなか地域の方とお会いできませんでした。あと、管理職の地区分担で、川上地区は今年4月に就任した小方事務局次長が会議などに参加させて頂きます。

新垣:室井の後任で、令和3年度から着任しております。地区活動には普段から岩崎、矢濱がご一緒させて頂いています。タイミングが合わずこの時間にご挨拶になってしまいました。ケアプラア勤務となる前は、他の区の区社協職員でしたので、地区活動、社明活動も経験しています。今日の話を区の活動に生かしていきたい。

 

区役所から金森課長にも参加して頂いています。

金森 私は(川上地区とかかわりあって)5年目で、コロナ前から「社会を明るくする運動」に参加させて頂いていましたけれども、この2年間参加できませんでしたが、今回お声がかかりましたので参加さて頂くことになりました。


加藤 一昨年は社明70周年で「歴史を振り返る」、去年は「活動の内容」をエピソードを交えてお話いただきました。昨年は、保護司が住職をされているお寺が会場で、対象者と面談をしている現場のため臨場感のあるお話がうかがえました。今年の重点目標も去年と同じ「生きづらさを生きる」ですが、去年にない視点として、防犯・防災にも言及して頂けるかもしれないので、町内会長もお呼びしています。


まずは鈴木保護司から、去年から今年で変化についてお話いただけますか?

 

鈴木:コロナ禍ですが、対象者との面談は変わらず月に2回くらいおこなっておりますが、出向いていくというのは余りなくなって、来て頂いて、密にならないところで30分から40分くらいお話をするというのが、今行っているところです。対象者が今現在どんな生活をしているか、変化はないか、など。仕事について聞くことが多い気がします。やはり収容施設から出てきて、仕事が無いとどうしようもない。だから先ず仕事についてもらい、真面目に仕事をしてもらうことが一番大切なことです。

 

お金が入ってこないと、どうしようもなくて生活保護を受けるか、親か親戚の誰かにお世話になるかですので、自立するためにはまず仕事を見つけて、それが収入の面ではぎりぎりかもしれませんが、その中で生活をしていって社会復帰してもらうことが大切です。ですからなるべく出てきたら仕事をみつけてもらって自分で収入を得てそれで生活してもらう。


 収容施設の場合と出てきた場合で生活環境が全く変わってしまって、中ではスマホとかは使えませんが、出てきたらすぐスマホ使わないといけないので、就職するにも携帯が無ければできませんので、そういったことに戸惑っている方が多いなという印象をもちます。


 収容施設の中でも、そういった勉強をされてほうがいいのではと思います。出てきてまず「携帯どうやって買うんですか?」電話だけできれば良いでは済まなくなってきています。また少年犯罪もスマホで人が集まったり連絡し合ったりしているのが現状かなと感じています。年を取っても勉強しなければいけないし、私たちにも大変な時代だなと実感しています。更生保護活動でも、スマホで対象者と連絡しています。対象者でも年配の人は使えないから大変です。

伊藤:女性保護司の会がありまして、現役の人も辞めた人も会員になっていて、年に1回会食しながら懇談する機会があります。最近も集まりがありまして8名あつまって、昔10人くらいだったが今は(現役)4-5人しかいない。保護司会の中でも女性会というのがあって、女性だけで研修にバスを仕立てていっていました。今は保護司のなり手がないということで、少ない数でがんばっています。


 やはり若い女性の対象に男性保護司が担当すると、なにもしていないのに「襲われた」「触られた」と騒いで、保護司を責めるようなケースもありますから、なるべく女の人は女の人がもつとか、男性が持つ場合は奥さんが同席するとか、そういう工夫をしながらやらねければならない。


 銭ばかりではうまくいかない。私がやっていたころは、小さな団地ですから、そこら中にきこえちゃうんですね。それもいやだから、旦那を居酒屋に行ってもらって、その間に面談したりすると、旦那は飲む方なので、その分お金がかかる。そこで私が出てった方が良いというので、本当はだめなんでしょうが、ココスとかああいったところで合って話をきたりする。

 

それから、戸塚区にも集まれる場所もあるし、町内会館も頼むと使えるのですが、来るか来ないかわからないのに予約して待って、お茶とかお茶菓子用意して、と面倒なのでつい安易な方に。敵もさるもので「今度は中華料理の丸勝が良い」とか「ステーキが食いたい」とか食べさせたり、鎌倉とか逗子とかも。


横浜市が管轄ですが、住んでるところが変わるとそこまで行って会わなければいけない。
なかには川の橋の下にいて、そこまで保護司が行って面接して、次の電話賃をわたしておくなど苦労しているかたもいましたね。大抵まじめにやっていませんから、お弁当を渡したり。「働き始めたが一日でくびになった」など遠慮無く話すものですから。


あと、お金はあれば使っちゃうから、「先生、金貸してくれ」「3日食べてないから」「彼女が妊娠してお金が要る」などなんせ口がうまい。そういうときは親と連絡を取って、一端立て替えて親から送ってもらうなど。観察所からは、面談場所までの交通費だけ渡してくださいなどと言われるのですが、だいぶ家のお金をつぎ込んだこともありました。

保護司は悪いことをしてご縁ができるもので、娘はいませんかという


時代の流れで、暴走族の時代 性的犯罪者 集団でサラリーマンを襲うとか
以前は10人くらい担当したこともありますが、今は収まっていると思うので、

 

保護司をやって心を開かなかった子が開いてくれる、そういうのがすごくありがたいというか、騙しているなと分かっても黙って2回くらいは騙される。3回目くらいに言うと「先生知ってたの」そんなね、何十年もあなたより長生きして分からないわけ、ないでしょう。


長いお付き合いをすると言う意味では、やり甲斐があると私は思いました。


 女性保護司で美人の方もいらっしゃいますからね。適齢期の男性を担当させないとか配慮されています。鈴木:現状女性保護司は30人中6~7人くらいでしょうか。


親の教育も必要?
親が子供に言えなくて保護司に頼むということもありました。「それは親の言うことです保護司の言うことではありません」と親も指導するというか、親に問題があるケースもあります。会って話を聞かなければ積み上がってきませんから。そういう意味でとてもいいボランティアをさせて頂いたと思います。

加藤:いろいろとお話し頂きありがとうございます。對馬さん、保護司をサポートする更生保護女性会のお話をいただけませんか。

對馬:川上地区では現在更生保護女性会のメンバーが15名います。女性の民生委員がみななってくれていますし、民生委員OBもなってくれています。コロナで何もできないですが、さきごろ戸塚区の更生保護女性会で港南区にある更生保護施設「まこと寮」に、着るものとかタオルとか歯ブラシなどを持って訪問しました。綺麗な施設でした。

 

住所がはっきりしていない方も多いので、コロナ禍で住所が定まらない方のワクチンも打てなくて大変だったとのことです。お部屋も見せて頂いたのですけれども、自分達で掃除などもされ、きちんと生活しているなという印象でした。そこから仕事にも行かれています。住宅地の中の施設なので、施設の方も気を遣う。仕事のことでは施設を出てからが大変。


伊藤:「まこと寮」に持って行くタオルは、個人商店名などが入っていないのを持って行きます。

加藤:地域の防災と安全について、町内会長から防災防犯の観点からコメントを頂きたいと存じます。

有賀:秋葉町では防犯と言う意味では、防犯パトロールを実施しています。
防犯灯が切れていないかとかの点検もやるので、夜暗くなってから4,5人で約1時間かけて、秋葉小学校校区と川上小学校校区を別々にパトロールしています。そこから上がってきたもので、設置の要望や切れているところを修理するなど直接的な成果もあるのですが、パトロールする人たち自身が自分の街を見て回ることで、防災という意味で広く目が届くことになるのかなと思います。それからもうひとつ、今年の防犯という意味では「街を綺麗にする」ことが防犯に効果があると思っていて、皆様ご存じの話かもしれませんが、かつでニューヨークで非常に犯罪が多かったときに当時の市長が地下鉄の落書きを消したことで犯罪が減ったということがあるようです。


同じように街を綺麗にしましょう、例えば藪が残って鬱陶しいところを切ったり、道路を綺麗にしたり、それから町内の一斉清掃も年2回実施しています。町内を綺麗にすることが、ひいては人の心に結びついて、防犯にも結びついてくるのではないかと。警察の刑法犯の統計があるのですが、平成23(2011)年から今年(2022)までの統計を見せてもらったところ、年により山谷がありますが秋葉町で23件の刑法犯があった年もあったのですが、昨年3件、今年2件と激減してきている。長い目で見れば防犯の効果が出ているのではないかと思います。秋葉町だけで無く世の中全体でも右肩下がりになっている統計にでてきています。刑法犯罪の中で気になるのが「オレオレ詐欺」で、去年2件、今年も1件出てきています。


防犯指導員(警察署単位で委託)ということもやっていて駅頭でチラシを配ったりするのですが、コロナの影響もあって防犯指導員30人くらい集まってはできないので、役員だけで配ると言うことをやっていて、その中で先日東戸塚の駅前で配ったときに非常に対照的な人がいて、高齢の男性は「おれはオレオレ詐欺には引っかからない。そんなのにひっかかるやつの気が知れない」と言われるので「そうですね、気をつけてください」とお答えしたのですが、もう一人の高齢の女性は「私はきっと引っかかる。非常に心配だ」と言われる。多分その人の方が十分に注意されている。殆どの人はこの極端な例の間に属するいるが、どっちが本当に危険なのか、と思ったのです。いろいろな見方がありますが、引っかからないという人の方がかなり危険性があると思うのですね。「私のところに来たら引っかかってしまう」と思う謙虚さ、注意深さも必要なのではと思いました。

高嶋:我々では犯人を捕まえたりすることはできないので、犯罪抑止活動が第一かなと思っています。前田町では、だいぶ前から町内会の皆さんに防犯の標語を出してもらったりこの中から3つを選んで防犯ポスター、幟(のぼり)をつくっています。幟は行事の時に立てているのでは何もしていないのと一緒なので、年3回幟を揚げたり降ろしたりしています。防犯ポスターは毎年一回新しい班長に配布して、自宅前のフェンスとかに掲示してもらうということをやっています。以前、前田町では空き巣が多かった。大体狙われるところが決まっている。その地区はほとんどの家が空き巣に入らている。そこで、空き巣対策と言うことで夜のパトロールを始めました。大体空き巣は夜8時頃から暗くなってから入るんですね。昼間は調べておいて。そんなことをやってたら、空き巣被害ほとんどゼロですね。それから、空き巣の入るようなところは結構暗いんです。防犯灯を設置して明るくしたりとか。大体空き巣は裏から入るので、裏の方もパトロールで回る。


有賀さんも言われましたが、オレオレ詐欺。しょっちゅうPRして引っかからないよう言うんだけれども、やっぱり引っかかる人いるんですね。最近は手が込んでます。それから「私はかからない」という人ほどかかりやすい。逆手を犯人はつかっていますので。注意している人は、何かあると相談に来るんですね。自分は大丈夫だという人は自分で手を打ったりして詐欺にかかるのが多いですね。なかなか減らない。昨年は前田町全体で5件ですよ。あとから誰が引っかかったという話が来て、聞いてみると相手の話に乗っかってしまう。いまは固定電話皆様あまり出ない、あるいは留守電にしています。大体携帯電話でやりとりしています。


私もできるだけ固定電話には出ないのですが、役所とかは大体来ることが分かる。最近は詐欺以外にいろいろな勧誘がしょっちゅうくるので、携帯電話で連絡するようにしています。固定電話はほとんど出ないで自分が掛けるときだけ使う感じですね。
以前空き巣の多かったときに「補助錠」をお勧めしていたことがありました。空き巣は大体5分間の内に仕事をすると言われていて、時間がかかると諦める。これも空き巣対策には有力です。

夜でも明るくすると防犯に良いとのことで、文字通り「社会を明るくする運動」ですね。

藤井:今の中で、市の方で照明に補助が出るんですが、基本的に車が通り抜ける道のみ対象で、24メートル以上離れていると50mの両端に照明が付く基本で、ケースバイケースで20mでも付くことがある。今まで各町内会自治会で申請しているが、市全体で年300件位と少ないのですが、年数を重ねると、この連合町内会の中ではほとんど付いている。今防犯をやっていただいて、電気が消えているかどうかなど。暗いという意見が出て行ってみると、以前よりは明るいが目が慣れてきて暗く感じることも。


最近では戸建ての家で敷地内に電柱が設置されるようになり、照明を付けるにあたり市の土木事務所や道路局と折衝すればよかったが、民間の敷地内の場合は、居住者の承認がいる。道によって行き止まりのところは基本は補助金は出ない。だた町内会自治会で自費でつけておいて、申請をして1年後などに管理などを市に委託する方法もあるので、いまは照明は行き渡ってきたかなと思います。


更生施設出た方が、割り振りが来るのですね。区役所へ御願い、仕事を探すのは民間では無理ですので、行政の方でも会社と連携をとって、同行するなどシステム上必要じゃないか。我々が役員をさがすのも大変。

 企業の方は、ご苦労様ですまでは言える。システム上保護司にやらないといけない。

保護司、施設で働いた方がこの近くにいらっしゃれば、対応に慣れているので、行政がやって頂ければ助かる。町内の役御願いするのも大変なのに、保護司は大変なリスクのある役職なので、行政もバックアップしてもらわないと。
そういう人が来て、就職先までは全部保護

リストに載ったら、保護司が就職先を探すのは大変。受け入れ側も、前歴がわかり居ずらくなることもあり、経営者が理解している行政が情報提供をやって頂く必要がある。また区連会でも相談・提案していきたいと思います。
働くところが無ければ、生活保護の手続きになるが、本来は働くところがあって収入を得るべきで、生活保護も必要なのだろうが、この問題は難しいと思う。
これこそ行政と地域の連携が必要じゃないかなと、いつも感じていまして。


だれかに御願いに行くのは大変。できないことではない。戸塚区に多くおおくの企業があり。そういう方とコミュニケーション取れるかたが良いのでは。

伊藤:今のお話をうかがっていて、観察所、保護司会の中に「協力雇用主制度」というのがあって。ご自分も少年院に入った刑務所に入ったという人が会社を立ち上げて、今は日とを使って事業を経営しているところから、いい人がいたら使ってやっても良いよと言う会社がある。観察所からでも保護司からでも。私は戸塚区の協力雇用主担当をやっていたので、会社から希望があると観察所から会社が紹介され、実際に会社を見に行きます。会社の近くの人からも評判を聞くこともあります。「あの会社景気良い?」など聞いて観察所に報告する。


 その協力雇用主のところに勤めた人も担当したことがあるのですが、そうすると「自分も若いときは悪だったから」など理解してっくれている。ただ、会社のETCカードで千葉に遊びに行ったりなど、すぐには更生しないんです。そうすると社長から文句が来ますので、当人を連れて菓子折をもって、切らないでくださいと御願いに行くわけです。両親に来てもらって社長に頭を下げてこともあります。


 アパートを借りるときに保証人になり、行ってみると汚くするんですよ。大家さんから言われて掃除に行ったことがあり、油の入ったフライパンなど保護司が片付けるなど、苦にならないのでやったんですけれども。
 協力雇用主は現在もありますし、保護司には情報がありますので、そういう手もあります。そのように、保護司会と観察所と雇用主はつながってはいるんです。


うまくいく場合もあるし、働かないで会社の品物を持ってトンズラする子もいますからピンからキリまでなんです。更生しようと思えば、受け入れ先はゼロということはないです。
藤井:つながりはあるんですね。それじゃあ良かったですね。あと、助成金が出るので御願いします、というスタンスでは駄目だと思うんですね。


伊藤:戸塚区ではこういう企業がありますというのはわかります。
企業の方もブラック企業もありますから、雇用主の方も下調べしてから紹介するようにしていました。


藤井:第三者的に行政がチェックするひつようもあるのでは。

福祉では、外国人を研修生としていれているのでけれども、受け入れ側もそういう気持ちを勉強しておかないと思うと同時に、やはりそういうところに就職紹介して受け入れてくれた側でもシステムをつくれるといい。それでも保護司さんの仕事は大変だな。

金森:行政では、厚労省に試行的に雇い入れる制度とか、神奈川県とか横浜市にもそういった仕組みがあるようです。紹介する仕組みとして、NPOに委ねていって、紹介する仕組みのあるようなので、行政とNPOでタッグを組んで。伊藤さん仰るようになかには悪さをしてくびになった人もいるかなあと思います。

今日の感想として、川上地区と係わるようになって5年経ち、区役所に来て13年目になり最初は地域振興課で地域の皆様には本当にお世話になりまして。


社明は100人以上集まって、保護司のお話を聞きましたり演奏も聴いたしいろいろなイベントも思い出しました。今日の保護司のお話も、聞けば聞くほど、エピソードも含めて面談する場所もなかなかないとか、地域振興課の後庁舎管理をして、駅前に移転してきたときも庁舎管理をやっていて、そのきに、区でも地域に協力できることがあれば、用意するとか、何らかの仕組みを整えてやらないといけないとか、そういう場合は役所の方に(私でいいんですが)何らかの形で会議室をお貸しすることができるのかな。


 私も地域の人間として、今年定年なのでいつか地域に出て行かないといけないなと思っていて、藤井会長も地域に貢献されていることは承知しています。

 地域の中での社明の関わりは、北海道下川町に高嶋会長と7月に出張したとき、下川町では子供から大人まで、社会を明るくするんだぞというパレードをして、町の人総出でしたね。皆が(社明を)知っているんじゃないかな。川上地区の人たちは、町内会自治会に入っている人が結構知っているんじゃないかなと。現在行政の立場で学校と保育園を担当しているのですが、学校では皆知っているかと言えば自信がないですね。そういうところは役所としてもしっかり対応していかないと課題に思っています。
 保護司のお話を聞くと本当に頭が下がる思いで、持ち出しもあって、自分でできないか。

区役所では「街の安心安全担当」として 地域の人と防犯パトロールとか、青少年指導員と夏休みの夜間巡回などの活動してきました。そうした活動がなぜ盛んになったかと言うと、昭和57-8年に中区周辺で中学生が路上生活者を襲って、殺人まであったことがありましたね。それをきっかけに学校と地域と共同で社会を明るくしようと学科値?授業というのをやっているのですね。それを地域の方が一生懸命やってくださったおかげで、よくなってきたのではないか。


13年前に戸塚に来たときは、ある中学校へ仕事で行くと(戸塚区でも南の方です)授業時間中でも鈴なりに正門に生徒達がいて、良い子達なんだけれども授業に出ていない子がいっぱいいました。13年経ってみると、それはもうほとんどいないですね。学活を含め地域が非行防止とか社会を明るくする運動とかの成果かなと。先程有賀会長がおっしゃていたように、清掃活動とかして綺麗にすると犯罪が減るように、なるほど学活の中でも清掃活動とか花植え活動とか祭りへの参加とか地域と係わることを学校でもやっていますので。引き続き役所は地域活動に補助金を出しており、地域振興は防犯にも補助金を出したり、防犯キャンペーンとして駅頭でティッシュを配って広報活動したりという話もありました。


万一家出してしまったときは学校警察連絡会(学警連)というのがありまして、57-8年の時期に小学校には「児童支援専任」中学校には「指導専任」といった専任の講師がいて、警察の生活安全課とは密に連絡を取って地域振興課、子ども家庭支援課で連携し、情報を共有し、子どもを非行から立ち直させる活動をやっている。


 そういった地道な活動を重ねていかないと、なかなか社会明るくならないのではないかなと思います。
 保育園も所管していて、保育園は市立保育園、民間保育園と97園ございまして、こうしたところでは小さい頃から自分の身は自分で守るという防犯・防災の実地の訓練もやっています。小さい頃から身をもって体験していくことを役所も支援しています。

 安倍:本日は幅の広いお話をうかがえて勉強させて頂きました。冒頭で、鈴木保護司からの(スマホの)お話で、最近年配の方でITから取り残されてしまって、若い人とのギャップになっていることを改めて認識した。保護司のこれまでの経験のおはなしをうかがってご自身のみを削りながら寄り添ってというところで、お話の中で裏切られても諦めずに寄り添われている。
 對馬さんから支援施設のお話をうかがい、地域の方と施設との関係も、気に掛けてくれているんだということがわかりました。地域で防犯に力をいれてくださっていることで成果として防犯灯とか夜の見回りが実際の(犯罪)件数の減少お話し頂いて、
 更生させることと、予防につなげる地域を作っていくことが両輪となることが 
地域のさらにすすめていただきたい。
 社協は、保護司と更生保護女性会の団体事務の事務局ですので、先程お話しのあった接見の場所ということでは、場所を確保など、ご活用いただいて、更生保護活動をすすめていただきたいと思いました。

新垣:
身内のはなしになるのですが、実は私の父が郷里で保護司をやっていたことがありまして、80くらいなので引退しております。その父か、オレオレ詐欺に引っかかりそうになったことがあります。中身は割愛しますが、最終的に相手から振込先の銀行口座を伝えられたんです。父親は、父親だけだけが知っている郵貯の口座に振り込むと言ったら、これは話が通じない、と諦めて被害に会わなかった。活動していたのに騙されたんですね。


 2日前に「電話番号が変わった」 1日後に「お金を使い込んだ、私が!」 と常套手段でも、騙されてしまう。このときは運良く大丈夫だったのですが、結局私と父親でやりとりさせて頂いて防げたのですが、これの大事なポイントは、誰かに相談することができたからだと思っています。


これを地域の活動に当てはめて考えたとき、地域の安全安心の仕組みをつくることが、大事なミッションだと考えています。例えば連合や町内会・自治会で安全安心を働きかけて頂いていて、民生委員、保護司など福祉をすすめて頂いている方で、皆で力を合わせてあるいは役割分担して 町内会自治会は防犯灯を整備したりパトロールしたり民生社協はリスクのある人(要支援者)への理解を深めていく。ケアプラザもタッグを組んでやらせて頂ければ思っておりますので宜しく御願いします。また、ケアプラザの貸し室も保護司の面談に使って頂けますのでご利用下さい。

藤井:電話が来たときあなただと思い込んじゃったんですか?不思議ですね。

 

新垣:2世帯住宅で下に母が住んでるんですが、その母のところに。電話で連絡していて、やりとりでよほど信頼されていないのかと。
父の例では宛先登録を書き換えるように指示されるため、それ以降の電話は僕だと思い込んで。身内でもわかんないんだね。
 

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